いい姿勢で座る。意識するのは2点だけです。
「姿勢よく座る」
実は、とても難しいことです。
子どもが食事をしている時、ゲームをしている時、姿勢が崩れていて
「ちゃんと座って」
ということは多いと思います。
では、自分が仕事をしている時はどうでしょうか?
ソファーに座って、テレビを見ているときはどうでしょうか?
一般的なソファーや椅子は、
「くつろぐもの」
として作られているため、後ろに寄りかかるようにデザインされています。
後ろによりかかりやすいということは、
骨盤後傾
腰椎後弯
となり、いわゆる「悪い姿勢」
では、どうすれば「いい座り姿勢」を作れるでしょうか?
簡単に動画でもまとめておきました。
ポイント1:座面を高くする
座っているときに
「腰が丸まってしまう」
実は、ほとんどが
「股関節の曲がる範囲を超えてしまっているため」
あぐらや足を伸ばして座った姿勢をとってみてください。
その状態から「姿勢をよくする」=「身体を起こす」のは少し大変ですよね?
今度は、お尻にクッションを入れてみて、身体を起こしてみましょう。
先ほどよりも簡単になったと思います。
つまり、股関節が楽になると、
「いい姿勢が作りやすくなります」
ポイント2:頭の位置を高くする
下(骨盤)が起こせるようになったら、こんどは上です。
この時に間違えやすいのが
「胸を張ってしまう」
「姿勢」に大きく影響を与えるのは「背骨」です。
「胸を張る動作」は「肩甲骨」がメインの運動です。
背骨を意識して動かす時に大切なのは「頭」
「背骨」は「骨盤〜背骨〜頭」と繋がっています。
そうすると意識すべきなのは、
「頭の位置を高く持ってくること」
一度行ってみてください。
頭の位置を高くしようとすると、「背筋」伸びますよね?
意識してもいい姿勢で座れない場合は?
結構多いのですが、単純に
「股関節が硬い」
というケースが多いです。
本来、股関節はとても大きな可動域があります。
そして、大きな可動域があるということは、
「動かさないと硬くなりやすい」ということです。
大人になるにつれて、
・走らなくなる
・階段を登らなくなる
さらに、テレワーク化が進み
・歩かなくなる
も増えました。
股関節を意識して運動することで、可動域は拡大するので、四つ這いの運動を中心に行うといいですね。