立って靴下が履けない…原因を探して、できるようにしましょう

たったまま靴下が履けない原因は4つです

こんにちは。
運動器認定理学療法士の立花です。

今日は「立ったまま靴下を履けない原因」
を探って行きたいと思います。
よく「バランスが悪いから…」と言われますが、バランスってなんなんでしょうか?

今回のテーマである
「立ったまま靴下を履く」
というをタスクができない原因は大きく分けて4つあります。

*youtubeでは動画で紹介させていただいています

立ったまま靴下が履けない  原因1「股関節の動きが悪い

ここでいう股関節は、靴下を履く側の股関節の動きです。

靴下を履くためには、両手が足の裏に届く必要があります。
そのためには、股関節で大きく脚を持ち上げる必要があります。

脚を上げる際に、
「股関節を曲げるのではなく、腰を丸める」
という動きになってしまうと、肩と足が離れてしまうので、うまく靴下をコントロールできなくなってしまいます。

そのため、「どれだけ楽に股関節を動かせるか?」というのは非常に大きい要素になります。

 

立ったまま靴下が履けない  原因2「膝関節の動き・コントロールが悪い

ここでいう膝関節は、靴下を履く側の膝関節の動きです。
膝は、持ち上げた足の位置と手の位置関係を調整するために動きます。
無意識に行っていますが、片脚立ちの状態で行うため、結構難しい課題になります。

膝関節をコントロールする際に、力が入りすぎてしまうと足や手のコントロールが難しくなってしまいます。
そのため、「どれだけ楽に膝関節を動かせるか?」というのは非常に大きい要素になります。

 

立ったまま靴下が履けない  原因3「支える側のハムストリングスが硬い

ここで「片脚立ち」のバランスが出てきます。

片脚立ちの状態で、靴下を履くためには
「身体が前屈み」になった状態で、バランスを取る必要があります。

身体が前屈みになる動作を楽にできるかどうか?の要素は、
支える側のハムストリングスの硬さに影響されます。

’片脚立ちは楽なのに、靴下は履けない’
という方は、ハムストリングスが硬い影響でできないのかもしれません。

 

立ったまま靴下が履けない  原因4「片脚立ちのバランスが悪い

実は片脚立ちは意外に簡単です。
下の二つのやり方を試してみましょう。

・靴下を履くように、脚を前に持ち上げる片脚立ち
・少しだけ脚を持ち上げるだけの片脚立ち

どうですか?上げる側の負荷が軽ければ、意外に簡単ですよね。

「それを含めてバランスなんじゃないの?」

確かにそうです。
ですが、支える側の筋力に頼った力づくのバランス能力になってしまいます。
力に頼った動きが癖になってしまうと

・筋肉の癒着が生じて、痛みを引き起こしやすくなる
・筋力が落ちてきた時に対応できない
・力でなんとかしようとする癖が生まれてしまう

という身体になってしまいますので、

「楽に」「スムーズに」片脚立ちができるようにチェックして行きましょう。

 

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