あぐらをかくと股関節が痛い…原因と対策

あぐらをかくと股関節が痛い…
そんなお悩みを抱えていませんか?

「近くの治療院に行っても変わらない」
「自分でストレッチをしてもその時だけしか良くならない」

あぐらをかいた際に、股関節の前側の筋肉が痛む場合は、筋肉に問題があるケースがほとんどです。しかも、前側ではなく後ろ側の筋肉が原因であることがほとんどです。

この場合は、適切に対策すると痛みを和らげることができる可能性が高いです。

筋肉以外の問題でも、原因に応じた適切な対処をすることで痛みを和らげることができる可能性はあります。

「まぁ、あぐらをかかなければいいか…」諦めかけた人に向け、

今回は対処法も紹介させていただきます。

あぐらをかくと股関節が痛む時に考えられる症状

あぐらをかくと股関節が痛い場合は、

  • 股関節前面の筋肉や軟部組織によるもの
  • 坐骨神経痛によるもの
  • 大腿神経痛によるもの

の可能性が考えられます。
一般的に
後ろに出れば坐骨神経痛
前に出れば大腿神経痛
と判断されることが多いです。

実は全てに共通する特徴として、

「股関節の屈曲・外旋の可動域が少ない」
ということが挙げられます。

*屈曲は曲がる角度
*外旋は外へ捻る角度

あぐらをかく時の可動域が狭いと痛みがでやるい原因は?

股関節の関節可動域はとても広いです。

・屈曲 125°
・伸展 15°
・外転 45°
・内転 25°
・外旋 45°
・内旋 45°

ぜひ試してみてください。
思いのほか動かなくなってしまっていますよね。

股関節の可動域が狭いのに、頑張って動こうとすると「ムリ」が生じます。
正しい動かしかたをしていてもあぐらがかけないので、大腿骨を前方にずらして、無理にあぐらを作ります。

関節をずらして動きを作ることが癖になってしまうと…

股関節は
「骨盤」
「大腿骨」
で構成される関節ですが、前方へ偏位してしまうことが多く見られます。

そうすると、

・前方の組織は骨に圧迫されて硬く
・後方の組織、特に関節包は、使われないために固くなってしまいます。

結果として、前方の組織を圧迫しやすく、

・筋・筋膜性の痛み
・大腿神経の圧迫による痛み

が生じやすくなってしまいます。

股関節の可動域を拡大するためには

上記のように、股関節はとても広い可動域を持っている関節です。
そのため、痛みや炎症を生じないようにするためには「できるだけ股関節の可動域を正常に近づけておくこと」が大切です。

簡単にできる運動を紹介いたします

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なかなか良くならない場合は?

以下のような症状がある場合は、整形外科への受診をお勧めします。

・安静にしていても痛みがある
・股関節を触ると熱を持っている
・股関節を動かすと、ゴリゴリして痛む

上記には当てはまらないが、自分でストレッチやマッサージをしていてもあまり効果が感じられない場合は、専門家に頼るのもお勧めです。
悩んでいる間に、他の部位に負担が生じてしまう可能性もあります。いつまでも動かしやすい身体・理想の身体を作っていきましょう。

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