筋筋膜性腰痛症ストレッチでは治らないのか

筋筋膜性腰痛症について

筋筋膜性腰痛症は、腰の筋肉や筋膜の炎症によって引き起こされる痛みの状態です。原因として多いのが、
・長時間の不良姿勢
・重い荷物を持ち上げる
・急な動作をする
などになります。

筋筋膜性腰痛症の症状は、腰や臀部の痛み、腰の可動域の制限、筋肉のこわばりや緊張感、筋肉の疲労感などが挙げられます。

診断は、症状の詳細な聴取や身体検査、必要に応じてX線検査やMRI検査を行うことで行われます。一般的に、原因のよく分からない腰痛を「筋筋膜性腰痛」として診断することが多いです。

筋筋膜性腰痛症にストレッチは有効なのか?

ストレッチは、筋肉や筋膜を柔軟性を高めることで、筋筋膜性腰痛の症状を改善するのに役立つ場合があります。
しかし、炎症が強い状態で、強いストレッチを行うと逆に痛みが強くなる場合が多く見られます。
ストレッチにより、筋肉の柔軟性を高めることで、緊張や炎症を和らげ、腰痛を軽減することができるのですが、刺激が強すぎるとさらに炎症を誘発してしまいます。

ただし、ストレッチは痛みの原因によっては効果が限定的な場合があります。筋筋膜性腰痛が腰椎の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などのように、神経に圧迫を及ぼす疾患によって引き起こされている場合には、ストレッチは逆に痛みを悪化させることがあります。

大切なのは、「炎症をとる」ということです。
ストレッチの強度を調整し、炎症を抑制するようにしてあげると、有効なストレッチとなります。

筋筋膜性腰痛症に筋膜リリースは有効か?

実は、筋膜リリースは筋筋膜性腰痛に対して、最も有効な治療法の一つにです。筋膜リリースは、筋膜という薄い膜の張りを緩めることで、筋肉の柔軟性や可動域を向上させる治療法です。痛みの原因となる筋肉の硬直や緊張を和らげ、筋膜の緊張を緩和することができます。
筋膜は、「身体全体にネットワークのように張り巡らされている」という特徴があるため、炎症が生じている部位に直接アプローチしなくても、繋がっている部位からリリースしていくことで炎症が抑制されていきます。

何をしても、慢性的な腰痛が治らないという方は、一度筋膜リリースをお試しください。

当院では、

・姿勢のチェック

・運動機能のチェック

・筋膜チェック

を総合的に判断し、現在生じている症状や、パフォーマンスの低下などの根本的な原因から治療を行わせていただいております。

1週間に1回の施術を3回行う「3回で卒業セット」が根本的な解決になると人気です。

毎回、施術終了時にご自宅で行ってほしい運動を指導(動画を作成)させていただきます。

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