「いい姿勢」ってそんなに大切なの?

いい姿勢は見た目の美しさ以上に、「健康管理しやすい」というメリットがあります。
それは

・腰痛予防
・肩こり予防
というわかりやすいものだけでなく
・骨の変形予防
・神経痛の予防
・内臓などの内部疾患の予防
にも役に立つと言われています。

いい姿勢と骨の変形の関係

良い姿勢を保つことは、骨の変形を防止するために非常に重要です。常に「まっすぐ」の重力がかかり続けるので、不適切な姿勢を続けることで、骨格に負荷がかかり、骨の変形を引き起こすことがあります。
最も一般的なのは「膝関節」です。O脚、X脚のように、関節に同じようなストレスがかかり続けることで、見た目も、骨も変形してしまいます。

また、少しでも背骨のカーブが正常な範囲を超える場合、脊柱側彎症が生じやすくなってしまします。脊柱側彎症は、背骨の偏りによって引き起こされ、慢性的な痛みや身体機能の低下を引き起こすこしてしまいます。

また、骨の変形の前には必ず軟部組織への負担かかっています。靭帯の緩みや、関節包の拘縮などは修正が難しいので、骨に対する負担だけでなく、軟部組織の負担も蓄積してしまうため、運動時の痛みだけでなく、安静時の痛みも持続しやすくなってしまいます。

いい姿勢と神経痛の関係

正しい姿勢は神経痛とも非常に密接な関係があります。
神経痛は、神経系の異常によって引き起こされる症状のことで、背骨や関節の歪み、筋肉の緊張などが原因で起こることがあります。
神経は軟部組織や筋肉・骨の間を縫うように走っているので、それらの組織に異常があると症状が出やすくなります。

正しい姿勢を保つことで、背骨や関節の歪みを矯正し、筋肉のバランスを整えることができます。これにより、神経系への圧迫が軽減され、神経痛の改善につながります。

また、正しい姿勢を保つことで、筋肉や関節にかかる負荷が減少するため、神経痛を引き起こすリスクを低減することもできます。

一方、不適切な姿勢を続けることは、神経痛の原因となります。最近多いケースが、長時間のデスクワークです。座っている姿勢を続けることで、筋肉や関節に負荷がかかり、神経系に圧迫が生じることがあります。
デスクワークでは腰痛をイメージする方が多いですが、坐骨神経痛や、大腿神経痛などの神経痛も生じやすくなってしまいます。

総じて言えることは、正しい姿勢を保つことが、神経痛の予防や改善につながる重要な要素であるということです。定期的なストレッチやエクササイズ、姿勢の意識を高めることなど、正しい姿勢を維持するための努力が必要です。

いい姿勢と呼吸器系の関係

良い姿勢を保つことは、呼吸器系にとっても非常に重要です。呼吸器系との関係がイメージしづらいかもしれません。実際に身体を丸めて呼吸をしてみると深く呼吸ができないことがわかると思います。正しい姿勢で座ったり立ったりすることで、呼吸器系の機能が最適化され、呼吸がしやすくなります。

実際に、猫背のような姿勢は、肺の容量を減らし、呼吸を浅くしてしまいます。前屈みになるということは、肋骨や胸郭を圧迫し、肺の動きを制限してしまうため、呼吸を制限してしまいます。

正しい姿勢を維持するということは、肺が十分に膨む容量を作れるため、呼吸が深くなります。背骨をまっすぐに伸ばし、胸を張ることで、呼吸筋による呼吸が効率的に行われます。また、肺への影響だけでなく、良い姿勢を保つことで、気道が開かれ、呼吸がしやすくなるため、酸素の取り込みが増え、身体に必要なエネルギーを生み出すための代謝が活発になります。

呼吸に問題を抱える人は、姿勢改善を通じて呼吸を改善することができるため、整体院での施術や運動療法などが推奨されています。

まとめ

いかがでしたか。
いい姿勢を作る・維持するということは、とても大切ということがわかったかと思います。
そして、いい姿勢を楽に維持するためには、いい姿勢であるということがとても大切です。
先述したように、わたしたちには常に「まっすぐ」の力である重力がかかります。そのため、「いい姿勢」であれば、その維持は簡単なのですが、少し姿勢が崩れ始めると、それを維持するのが難しくなってしまいます。
指先で棒を立てる遊びでも、しっかり立っているときは簡単ですが、一旦傾くと、修正がとても大変になってしまいますよね。
できるだけ健康を維持するため、いい姿勢を維持するため、普段から姿勢を心がけましょう。

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