立った時に腰が伸びない原因は?

こんにちは。理学療法士の立花です。
今回は、「座った姿勢から立ち上がると腰が伸ばせない」という相談を受けたので、お答えしていきたいともいます。

腰が伸びない原因は?

腰が伸びない原因は様々です。

  1. 筋肉の硬直や緊張:腰の周りにある筋肉が硬直していたり、緊張していると、腰が伸びにくくなります。これは、運動不足や長時間の座り仕事などが原因となることがあります。

  2. 脊椎の問題:脊椎に問題があると、腰が伸びにくくなることがあります。例えば、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが挙げられます。

  3. 筋力不足:腰を支える筋肉の筋力が不足していると、腰が伸びにくくなります。これは、運動不足や加齢などが原因となることがあります。

  4. 姿勢の悪さ:姿勢が悪いと、腰に負荷がかかり、腰が伸びにくくなることがあります。特に、前かがみの姿勢が続くと、腰が曲がったままになり、腰が伸びにくくなります。

  5. ストレス:ストレスが原因で、筋肉が緊張してしまうと、腰が伸びにくくなることがあります。

今回は、
「座っていて立ち上がった時」ということなので、上記の1「筋肉の硬直や緊張」にあたります。
では、なぜ座っていると筋肉が硬直してしまうのでしょうか?

座っているとみんな腰が丸まってしまうのか?

座っている姿勢をとると、腰が丸くなります。
特に車やソファーがそうですが、椅子は身体を後方へ促すように設計されています。そのため、骨盤が後傾し、腰が丸まりやすくなります。
しかし、実は腰が伸びなくなってしまう人と、腰を伸ばせる人の間には明確な違いがあります。
それは、股関節の硬さです

股関節が硬いと、腰が丸まりやすくなる

基本的に、人間は同じ姿勢をずっととっていることが苦手です。
同じ姿勢をとっていると、特定の筋肉が硬くなりやすくなるため、痛みや違和感を生じます。
そのため、座り直したり、姿勢を直したり、「無意識」に行なっています。
寝ている時の寝返りだと思っていただくとわかりやすいと思います。
しかし、寝ている時と異なり、座っている姿勢は「重力」がかかっているため、一度身体が丸まってしまうと、いい姿勢を作るには力が必要です。
さらに、身体を起こすためには「股関節」が曲がっていく必要があります。
*太ももに身体が近づいていく動きが必要になります
股関節が硬い方だと、この動きがとても大変になるので、あまり行わなくなってしまいます。
結果的に、座り直すこともなく、腰が丸まった姿勢で長時間経ってしまうということになります。

立ち上がるときに腰を伸ばしやすくする方法

大切なのは、

「股関節を柔らかくすること」
・股関節の前側の筋肉をほぐし
・股関節を軽く揺すり
・腰を起こした状態で股関節を動かす
 頑張って腰を動かすのではなく、股関節を動かすことによってお悩みは解決されると思います。

当院では、
・姿勢のチェック
・運動機能のチェック
・筋膜チェック
を総合的に判断し、現在生じている症状や、パフォーマンスの低下などの根本的な原因から治療を行わせていただいております。
1週間に1回の施術を3回行う「3回で卒業セット」が根本的な解決になると人気です。
毎回、施術終了時にご自宅で行ってほしい運動を指導(動画を作成)させていただきます。
「施術でベースアップ、1週間の運動で効果を固定」

長年の悩みや、今後のご自身の身体の将来のため、
3週間だけ、ご自身の身体と向き合ってみませんか?

 

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