O脚(おうきゃく)の原因と治す方法

こんにちは。理学療法士の立花です。
今回はO脚の原因と治し方です。
膝を無理やりに動かそうとすると痛めてしまうので、まずはO脚についてからさせていただきます。

O脚とは

O脚とは、立った時に膝の内側がくっつかず、外側に開いている状態の脚のことを指します。
股関節〜足までの形が、アルファベットのOの形をしているので、O脚と呼ばれます。
*X脚はアルファベットのXの形

片足だけで考えると、内反膝と呼ばれるような状態です。
・太ももの外側が張りやすい
・靴の外側がすり減りやすい
という方は要注意ですね。

下半身が太く見えたり、ガニ股に見えるので、見た目的に悩みを持っている方が多いです。

O脚の原因は

O脚には
・先天的O脚
・後天的O脚
の2種類があります。

先天的O脚は生まれながらの骨格が原因であり、大腿骨・脛骨の形態異常である「くる病」をはじめ、膝関節や股関節が変形する病気などによるものです。
後天的O脚は、日常生活などにより後天的にO脚になるものです。
初めは骨格の変化はなく、機能的にO脚になっているものがほとんどです。
しかし、経過が長くなると、骨の変形・湾曲が生じ、非可逆的なものとなってしまいます。
後天的なO脚になってしまう原因には以下のようなものがあります。
それらが相互に関連しあい、O脚へとなってしまいます。

原因1:姿勢不良

長時間座り続けたり、身体のバランスが歪んだ状態でいたりするなど姿勢が悪い状態が続くと、身体の一部に負担がかかってO脚につながります。
特に股関節が硬くなってしまうと、その動きを調整するために膝に負担がかかり、O脚へとなってしまいます。

脚を組んで座ったり、スマホを長時間見続けて猫背になっていたりすると、姿勢が崩れ、O脚になりやすくなってしまいます。

原因2:運動不足

運動不足もO脚の要因となります。
膝は「股関節」「足関節」の間にある中間関節なので、立ったり歩いたりするときに負担がかかりやすい関節です。
筋力が低下してしまうと、足で身体を支えることが大変になってしまうため、膝関節を
・曲げたり
・外側へスライドさせたり
して身体を支えようとしてしまいます。
「筋肉」で身体を支えるのではなく、「軟部組織」や「骨」で身体を支えることになるため、少しずつ歪みが生じてしまいます。
両足で立っているところから、片足で立つと、身体は内側へ崩れるため、O脚になりやすくなってしまいます。

原因3:歩き方の悪さ

これは1:姿勢不良 2:運動不足 とも関連しています。
歩く時、スムーズな重心移動によりできるだけ省エネで、効率の良い移動ができます。
踵に乗った体重が、外側へ移行した後に内側、親指へ移行して身体を押し出します。
これが筋力不足であったり、関節の動きが悪いと、外側へ移動した重心の戻りが遅かったり、そのまま重心が外側へいったままになってしまいます。
そうすると、少しずつO脚になってしまいます。
*靴の裏を見てみてください。外側ばかり削れている方は要注意です。

O脚を治す方法は?

上記の3つを改善すればOKです。
O脚を治す運動!などもありますが、人によってO脚になってしまった原因が異なります。
股関節が問題の方もいれば、昔やってしまった捻挫が原因の方もいますし、猫背が原因の方もいます。
原因がわからないと、ピンポイントの運動での改善は難しいので、
・姿勢
・運動
・歩き方
に注意して、生活してみましょう。

また、O脚の原因の多くは
「太ももが内に捻れていて、膝から下が外に捻れている」というものです
動画で修正方法を説明しておりますので、一度お試しください。

試してみてもなかなか治らない…という方は、一度ご相談ください。

当院では、
・姿勢のチェック
・運動機能のチェック
・筋膜チェック
を総合的に判断し、現在生じている症状や、パフォーマンスの低下などの根本的な原因から治療を行わせていただいております。
1週間に1回の施術を3回行う「3回で卒業セット」が根本的な解決になると人気です。
毎回、施術終了時にご自宅で行ってほしい運動を指導(動画を作成)させていただきます。
「施術でベースアップ、1週間の運動で効果を固定」

長年の悩みや、今後のご自身の身体の将来のため、
3週間だけ、ご自身の身体と向き合ってみませんか?

まずはご相談ください
cocokarada.myoden@gmail.com

 

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